企画展をより楽しんでいただくために、なじょむ&もんたが見どころを解説します!(全4回)
日本一の大河「千曲川―信濃川」と縄文文化 −「千曲川―信濃川」を辿る−
「千曲川―信濃川」は、長野県・新潟県を流れる一級河川です。
全長367 qのうち、千曲川は214 q、信濃川は153 qとなっており、長野県と新潟県の境で名称を変えます。
「千曲川―信濃川」の流域面積は11,900 ㎢となっています。
山梨県・埼玉県・群馬県・長野県に跨る甲武信ヶ岳(標高:2,475m)を水源とし、渓谷を下りながら流れを拡大し・・・
・・・旅情豊かに小諸城脇を流れ、善光寺平で犀川と合流します。
そして水嵩を増やし、流れを大きく北に向けていきます。
飯山盆地を大きく蛇行し、市河谷の地峡を北流する「千曲川」は、信越国境を越え、津南町に入ると「信濃川」と改名します。
信濃川が津南段丘を侵食し、十日町盆地を緩く蛇行し、西川口で流れを大きく変え、魚野川と合流します。
さらに北上しながら蒲原平野を潤し、日本海へ流れ出ます。
「千曲川―信濃川」は、長大であるために地点ごとで気候・植生・河川環境が異なっています。
長野県北部・北西部以南以北は日本海側気候区となり、冬には多くの雪が降ります。
その雪の降り方も、山間部である信濃川上流域と平野部である信濃川下流域では異なります。
長野県北部・北西部以南は太平洋側気候区となり、湿度が低い、日照時間が長い、年間の降水(雪)量が少ないという特徴があります。
また、地点によって河川環境が異なります。
山間部における渓谷の河床は、礫や石、砂で構成(礫河床)され、平野部では泥などで構成(泥河床)されます。
この河床の違いによって、生態環境が異なります。
礫河床では、ヤマメ、イワナ、アユなどが生息し、川を遡上するサケなどが産卵する場所ともなります。
泥河床では、フナ、コイ、ナマズなどが生息しています。
(2に続く)


