2018年10月19日

火焔土器の魅力 〜5〜

平成30年9月1日(土)〜11月4日(日)の会期で、秋季企画展「火焔土器の魅力」を開催しています。火焔型土器をテーマに、津南町および他地域の土器など300点以上をご覧いただきます。
企画展をもっと楽しんでいただけるように、なじょむ&もんたが見どころを解説します!
(全6回)


旅する“火焔土器”part3-会津を抜けて、関東北部へ-


阿賀野川を上流に遡り、火焔土器は東漸します。会津地方でつくられた火焔土器は、その地域の土器づくりと融合しながら、地域独自のものをつくり上げます。火焔土器の魅力5-1.JPG

猪苗代湖から奥羽山脈を越えて、阿武隈川が流れる中通り地域では、客体的ではあるもののより南側に火炎系土器が在地の土器と共に出土します。
火焔土器の魅力5-2.JPG

中通り地域から関東北東部へ進むと、さらに客体的で変容した火炎系土器が出土します。
火焔土器の魅力5-3.JPG

関東北西部には、火炎系土器もほぼ見られなくなります。
火焔土器の魅力5-4.JPG

(次回につづく)


<なじょむに質問>
気になる形の土器はありましたか?

村上市高平遺跡の環状注口土器.JPG
なじょむ 「村上市高平遺跡の環状注口土器は、どんな風に使ったのか気になるね」


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2018年10月12日

火焔土器の魅力 〜4〜

平成30年9月1日(土)〜11月4日(日)の会期で、秋季企画展「火焔土器の魅力」を開催しています。火焔型土器をテーマに、津南町および他地域の土器など300点以上をご覧いただきます。
企画展をもっと楽しんでいただけるように、なじょむ&もんたが見どころを解説します!
(全6回)


旅する“火焔土器”part2-日本海側へ北進、そして海を渡る-

今回は北への波及を紹介します。
阿賀野川を北へ越え、“火焔土器”は下越地域にてやや雰囲気を変えながら広がっていきます。さらに日本海側を進み、山形県最北の遊佐町柴燈林遺跡では本場と大差ない火焔土器が出土しています。
火焔土器の魅力4-1.JPG

秋田県では、大きく変容した火炎系土器が僅かですが出土しています。
火焔土器の魅力4-2.JPG

また、海を渡った佐渡島にも、火焔土器が旅をします。
火焔土器の魅力4-4.JPG

佐渡島では、村上市高平遺跡との類似性が指摘されています。
火焔土器の魅力4-3.JPG

(次回につづく)


<もんたに質問>
気になる形の土器はありましたか?

五丁歩遺跡の土器.JPG
もんた 「南魚沼市五丁歩遺跡のこの土器は、ゾウみたいな不思議な形をしているよね」


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2018年10月05日

火焔土器の魅力 〜3〜

平成30年9月1日(土)〜11月4日(日)の会期で、秋季企画展「火焔土器の魅力」を開催しています。火焔型土器をテーマに、津南町および他地域の土器など300点以上をご覧いただきます。
企画展をもっと楽しんでいただけるように、なじょむ&もんたが見どころを解説します!
(全6回)


旅する“火焔土器”part1-北陸篇-

 信濃川流域に分布する“火焔土器”は、北へ、西へ、東へと旅をします。今回は西への波及を紹介します。上越・糸魚川地域では、信濃川流域の土器文化ではなく、北陸地方の土器文化が展開します。
火焔土器の魅力3-3.JPG

糸魚川市長者ヶ原遺跡では、変容した火焔型土器が出土しています。
火焔土器の魅力3-1.JPG

さらに西の富山県でも、火焔型土器の関連資料が客体的に認められます。火焔土器の魅力3-2.JPG

このように、他地域に進出して変容した火焔土器を、「火炎系土器」と呼んでいます。

(次回につづく)


<なじょむ&もんたに質問>
企画展の土器の中から、気に入った文様を教えてください。

文様なじょむ.JPG
なじょむ 「山形県台ノ上遺跡の土器には、ロマンを感じるね」

文様もんた.JPG
もんた 「上越市山屋敷T遺跡の土器のキレイな渦巻きにうっとり」


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